柏木です。
遅くなりましたが、皆様学祭お疲れさまでした。
来年はストラップなどのグッズ販売の準備期間を長めにとって、よりいっそう盛り上げて行きたいですね。
狩り部の中にクラフト部(?)を作りたいなんて声もあるとかないとか…。
そういった活動の幅の広がりも楽しみです。
さて、11月15日の解禁日に続き、本日(20日)も出猟(ぼくは鉄砲を持ってないので基本的に見学か、こまごました雑用をすることになります)することができたので、その間に考えたことや反省点などを、自分用のメモも兼ねて報告させていただきます。
写真を撮る余裕がなく文章だけになってしまいますがご了承くださいませ。
本日は神奈川県内の某所にて、巻き狩りを3ラウンド行いました。
今まで狩猟に参加させてもらう際には、タツに付かせてもらうことがほとんどだったのですが、今回初めて勢子の手伝いをさせてもらえました。
残念ながら物は獲れなかったのですが、勢子の視点からの出猟はとても実りのあるものでした。
まず猟犬の扱いに関すること。
例えば、猟の前に見切りをしたりタツを配ったりしている間、犬達が無駄吠えをすればかなりきつく叱り飛ばすことになります。
寝家にいたりする獣を不用意に脅かさないようにしなければならないからです。
このような厳しさが、ペットとしての犬との接し方とはかなり違うように感じました。
しかし、狩猟者とともに嬉々として山を駆け回る犬達を見ていると、単に狩猟の道具として厳しく扱うというだけではない、狩猟者と猟犬の間の強い絆(ベタな表現ですが)を改めて感じました。
狩猟者の助手として活躍してくれる犬達ですが、猟が終われば山から回収しなければなりません。
呼べばすぐに戻ってくるような優秀な犬もいますが、タツを切った獣を追いかけてどこまでも行ってしまうような犬もいます。
実際に今日の午前中の猟では、一匹の犬がシカを追いかけて1時間近く戻ってきませんでした。
手を焼かせられる一方で、猟犬一匹一匹の個性が感じられて、個人的にはおもしろかったのですが。
犬達を思うようにコントロールするのは、かなり重労働です。
ビーグルならまだしも、引き綱でつないだセッターに斜面
で思い切り引っ張り回されるのは、正直かなりきついものでした。
ましてや逃げ回る犬を山のなかで捕まえるのは…。
そこで、犬を捕まえるチャンスを逃さないためにも、勢子ではなくタツだったとしても、引き綱を1本は常に携帯しておきたいです。
また、犬を看板や立木につなぐ際に、簡単にはほどけない、それでいてほどくときは素早くほどけるような、綱の結び方を習得しておきたいです。
引き綱の用意と綱の結び方、この2点が今日のぼくの反省点です。
本当は、車の運転(ペーパードライバーがいきなり崖っぷちの林道で運転させられることもありうるのです…)や無線の使い方、昼食の用意などなど、反省点は多々あるのですが、長くなってしまったのでここらへんで切り上げます。
またの機会があれば書きたいと思いますが、いかんせん筆不精なので…。
あとタイトルに深い意味はありません。
悪しからず。
勢子について歩いたのですね、お疲れ様。
返信削除タツと待つのとは大分違った印象を持ったと思います。
これからもどんどん着いて行ってください。
今度、部員を連れて見学に行ってもいいですかね?
色々なグループをお互いに紹介し、「比較狩猟学?」をしましょう!
コメントありがとうございます。
返信削除柏木です。
狩猟見学の件ですが、現在ぼくはグループに参加して間もないため、そういうことを頼めるような立場にない、というのが率直な思いです。
ぼくのような銃も持ってないひよっこを連れて行くというのは、先方にとっては大きな負担になっていると思います。
それに加えて部員を、というお願いは、正直ぼくにはできかねます。
狩り部の部員に少しでも狩猟に触れる機会を提供することは、部の存続のためにも行わなければいけないとは思います。
その方法については、また別の機会を設けて相談させてください(これまでの部の活動の振り返って、今後部員を投入できうるものを再整理する、というような作業になるかと思います)。
今回はお役に立てず、申し訳ありません。