前回、イノシシの攻撃力について絶賛したわけですが、
ここしばらくシカの有害駆除に立ち会って気づいたことがあります。
「獲物の体重を目測するのはすごく難しい」ということ。
イノシシにせよシカにせよ、体重の手がかりとなるのは「見た目の体積」ですが、
これが大変変動しやすい。
寒さ対策とか、威嚇の目的で全身の毛を逆立てた状態では、当然ながら大きく見えます。
また、捕殺してから時間がたった死体はガスがたまっているため、大きく見えます。
前回、「ドラム缶」と形容したイノシシの体は、上記の3要素が合わさった結果でした。
生きていて、落ち着いた状態のイノシシはもっとスリムなはずです。
目算の際は上記のバイアスを考慮して、体重を過大評価しないよう気をつけたいものです。
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