先日、北海道北部にある猟区「西興部村」でエゾシカ猟をしてきました。
2泊3日の流し猟のうち、僕の射程(20m)に入ったチャンスは2~3回でしたが、
どうにかこうにか並サイズのオスを一頭撃たせていただきました。
人生初の獲物です。
撃ったタマはシカの右の腰から入り、左の尻から抜けていきました。
エゾシカというのは撃たれ強いもので、痛そうな素振りも見せずに去ってしまいました。
ガイドの人曰く、「出血量が少なかったので、いつもなら追跡を諦めていた所だが、その日はたまたま気が向いた」そうで、20分ほどストーキングしてくれました。
仲間と車内で待っていると、遠くから銃声が一発だけ聞こえました。
→こういう場合は大概獲れているものです。
初めにエゾシカが被弾した場所から300mほど離れた場所で、そいつは絶命していました。
ガイドはこの捕獲について、「奇跡が起きた」と表現しました。
なにせ僕もガイドも遠射に向かない「リブ銃身」。
僕は動物への発砲が初めてのことで、ガイドも狩猟暦はまだ四年。
エゾシカ猟をやったことのある人なら、いかに無謀な戦いをしたか分かっていただけると思います。
しかしこんなんでも獲れるのが実戦の面白いところで、超ラッキーとしか言いようがありません。
(ガイドは自分が30mの距離で撃ったタマが胸に入ったことに大変満足していました)
自然からの授かり物として有難くいただくこととしました。
ありがとうございます。
捕獲個体の頭骨や肉をどうしたかについては、また次回報告致します。
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